tommy's garden

アラフォーの初マタライフの記録。今秋に出産予定。

綺麗ごとでは済まされない世界、でも。

今日は、妊活とは関係のない話です。

 

少し前のことですが、NHKのEテレで、『介護百人一首・夏編』の再放送を観ました。 

といっても、たまたまテレビをつけたらやっていたので、私が観ることができたのは後半の15分程度。こんな短歌が紹介されていました。

 

手をつなぎ

歩いた道を

夫(つま)乗せて

車椅子押す

金婚の今  〈愛知県・末永富枝さんの作品〉

 

公園のような場所を散歩する、現在のお二人の映像が流れたあとで、ご本人によって作品が詠みあげられると、胸にぐっとくるものがありました。詠む妻の隣に当の夫が静かに寄り添っているのも、なんだか素敵。

 

ゲストの小山明子さん(故・大島渚夫人)も、17年におよぶ介護経験をざっくばらんに語られていて、その内容を聞きかじっただけでも、介護というのは一筋縄ではいかない、過酷な現実なのだと感じました。だからこそ、介護百人一首が生まれたのかもしれません。言葉で表現することで救われる部分が、少なからずあるような気がします。

 

当事者にしか解り得ない困難を抱えながら、綺麗ごとでは済まされない日常を生きるご夫婦に、強い絆を見ました。こんなふうに1年また1年と絆を深めていけるなら、老いるのも悪くないな、なんて思ったり。

 

ともあれ、健康がいちばん。晩婚の私たちも、いつの日か金婚式を迎えられるように、そのときまで揃って元気でいられるようにと思いを込めて、今日もこれから夕飯の準備に取り掛かります。

 

お読みくださり、ありがとうございます。